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Accornero

アッコルネーロ

古木のみが表現できるグリニョリーノの深遠な世界観を示す生産者

生産者画像 生産者画像 生産者画像 地域とカンティーナの歴史

モンフェッラートはアスティー県とアレッサンドリア県に跨る広域DOCで丘陵地帯の広がる一大ワイン産地。バルベーラやルケ、グリニョリーノといった個性豊かな伝統品種と共にピエモンテの中でも自由闊達なワイン造りが行われてきたことから外来品種での成功例を数多く生みだしてきた。
アッコルネーロはグリニョリーノの故郷と言われるアレッサンドリア県ヴィニャーレ・モンフェッラートで4世代に亘ってワイン造りを行っている。それまで長年カッローリ卿の荘園で働いていた曽祖父バルトロメオが1897年に貴族のネグリ家から葡萄園カ・チーマを購入したことで歴史が始まった。現当主のエルマーノに至るまで代々ワイン造りに情熱を傾けてきた。

葡萄畑

27ha所有する葡萄園は、認証は取ってはいないがエルマーノが引き継いだ当初より有機肥料など循環型農業を実践してきた。標高は約300mで斜面は南西から南、南東に繋がる丘陵でカンティーナを囲んでパノラミックに扇状に広がる。土壌は概ね粘土質石灰土壌で、仕立はグイヨで整枝している。栽培密度は3500-4000本。畑の60%はバルベーラを栽培、グリニョリーノが続く。
なんといっても彼らの最大の財産は畑の樹齢の高さといえる。30年を超える古木を多く所有する事で深みのあるワインを産み出す事に大きく寄与している。

醸造

近代的な醸造設備を整えた同社。特徴的なのは多くの小型のステンレスタンクを使用し、畑を細分化して醸造することで、きめ細かな状態把握を行っている。醸造家はピエモンテで数々の銘醸ワインを産み出し、今やイタリア全土からその依頼を受ける人気醸造家マリオ・ロンコが手掛けている。

ワイナリー住所

Ca Cima, 1, 15049 Vignale Monferrato (AL)

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