Accornero
アッコルネーロ
地域とカンティーナの歴史
モンフェッラートはアスティー県とアレッサンドリア県に跨る広域DOCで丘陵地帯の広がる一大ワイン産地。バルベーラやルケ、グリニョリーノといった個性豊かな伝統品種と共にピエモンテの中でも自由闊達なワイン造りが行われてきたことから外来品種での成功例を数多く生みだしてきた。 27ha所有する葡萄園は、認証は取ってはいないがエルマーノが引き継いだ当初より有機肥料など循環型農業を実践してきた。標高は約300mで斜面は南西から南、南東に繋がる丘陵でカンティーナを囲んでパノラミックに扇状に広がる。土壌は概ね粘土質石灰土壌で、仕立はグイヨで整枝している。栽培密度は3500-4000本。畑の60%はバルベーラを栽培、グリニョリーノが続く。 近代的な醸造設備を整えた同社。特徴的なのは多くの小型のステンレスタンクを使用し、畑を細分化して醸造することで、きめ細かな状態把握を行っている。醸造家はピエモンテで数々の銘醸ワインを産み出し、今やイタリア全土からその依頼を受ける人気醸造家マリオ・ロンコが手掛けている。 ワイナリー住所 |
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