Perticaia
ペルティカイア
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地域とカンティーナの歴史
ペルティカイアの創業者グィード・グアルディリは長らくコルペトローネやスカッチャディアヴォリといった生産者の元で栽培とワイン造りを行ってきた。2000年に積年の夢であった自らのワインの開設に当たり、スカッチャディアヴォリが所有していた畑を購入。カンティーナ名PERTICAIAは『鋤』を示す古い言葉で、農業の総てがここから始まることから名付けた。2.5haのオリーヴ畑と35haの葡萄畑からなり、その栽培の中心はもちろんサグランティーノで当初より高密生と厳しい収量制限を行い、一躍この地を代表する生産者に名乗りをあげた。2018年から新たなイタリアにルーツを持つルクセンブルグのベッカー家が所有し運営を継承した。 葡萄畑葡萄畑はモンテファルコの東、カザーレ地区を中心に所有している。現在では50haまで葡萄畑を拡張してきた。標高は320m〜350m、概ね石灰質を含む粘土質土壌で南から南西向きの斜面を有する。無農薬栽培で栽培に切り替えた同社はヘクタールあたり5500本の植生。収量は80q.(サグランティーノは60q.)まで絞り込んでいる。現在畑の管理はグルッポ・マトゥーロに所属するトスカーナ出身のステファーノ・ディーニが担当している。 醸造醸造家は開設当初は長らくコルペトローネで働くロレンツォ・ランディであった。その後、彼の推挙した醸造家であるエミリアーノ・ファルシーニが担当していた。2018年、新たな当主フラビオ・ベッカーはモンテヴェルティーネなどを手掛けるパオロ・サルヴィを指名した。サグランティーノの個性である濃厚な色彩とパワーに満ち溢れた酒質をふまえながら今日的洗練を感じさせるシルキーさを合わせ持つワインに仕上げている。 ワイン生産するワインは白2種のトレッビアーノ・スポレーティーノとグレケット主体のIGT。赤はサグランティーノのセッコと稀少なドルチェまたロッソ・ディ・モンテファルコと良質年のみ造るそのリゼルヴァそしてサンジョヴェーゼ主体の3種のIGTワインとロゼのIGTの計11種類を生産している。 ワイナリー住所 |
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