Sorelle Bronca
ソレッレ・ブロンカ
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地域とカンティーナの歴史
祖父のマルティーノ・ブロンカは19世紀末に現在カンティーナのあるトレヴィーゾ県コルヴェルタルドで葡萄栽培を行っていた。その後彼の息子リヴィオが30年にわたって畑を守ってきた。そのリヴィオの2人の娘アントネッラとエルージリアーナにアントネッラの夫であるピエロが手伝い1980年代になって設立された。
祖父の代より所有していたコルベルタルドの7haに加え、コネリアーノにより近いサン・ピエトロ・ディ・フェル、他3ケ所に合わせて16haの葡萄畑を購入。約23haの葡萄畑を所有している。畑ではほぼグィーヨ仕立てに整枝法を改変、5,500本/haで植生されている。これまでそれぞれの畑のテロワール再現を目指し、単一区画でのプロセッコ造りを行ない個性豊かな味わいをもった一連のパルティチェッラシリーズ(バイ・オーダーワインとして取扱)を行いガンペロロッソ誌で年間最優秀スパークリングワインに選出されるなど実績を残してきた。2023年の収穫葡萄からベースの2種のワインにおいても畑を細分化し東側に位置し、森に囲まれたルア・ディ・フェッレットの畑を中心に一部に最も古いコルベルタルドの畑を使いブリュットを、また西側に位置し斜度が70〜80%に及ぶ急斜面のコル・サン・マルティーノや日照条件に秀でたファッロの畑に一部コルベルタルドの葡萄も用いて造られるのがエクストラ・ドライと目指すワインの酒質に沿った畑の選択を行うよう変更した。 醸造収穫は15kg入りのボックスを用い総て手摘みで行われる。ソフトに搾った果汁を使用している。二次醗酵は当然、シャルマ方式でのキュベクローズタンクで行われる。多くのこの地の生産者がこの二次醗酵時に醗酵を促進させる為に、サトウキビやテンサイからとった蔗糖を添加することが多い。しかし彼女らは二次醗酵の為に低温(約-3.5℃)で保管した果汁を添加することで、よりピュアーな風味をワインにもたらすことと、添加物(亜硫酸塩)の使用を低減する目的で、この手法を行っている。 ワイン基幹商品のレストとロヴェストの2種類に加え、この地の協会が、より細分化されたソットゾーナの制定を産出す契機となった単一区画のパルティチェッラ6シリーズやコル・フォンドのディフェット・ペルフェットやロゼなど(いずれもバイオーダーにて輸入)のプロセッコを生産。スティルワインは日本未輸入ながらコッリ・ディ・コネリアーノDOC規格で白ワインのデリコと赤ワインのセル・ベレと(*)アルデスコを生産。 ワイナリー住所 |
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