Sorelle Bronca
ソレッレ・ブロンカ
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地域とカンティーナの歴史
祖父のマルティーノ・ブロンカは19世紀末に現在カンティーナのあるトレヴィーゾ県コルヴェルタルドで葡萄栽培を行っていた。その後彼の息子リヴィオが30年にわたって畑を守ってきた。そのリヴィオの2人の娘アントネッラとエルージリアーナにアントネッラの夫であるピエロが手伝い1980年代になって設立された。
祖父の代より所有していたコルヴェルタルドの7haに加え、コネリアーノより近いサン・ピエトロ・ディ・フェル、他3ケ所に合わせて16haの葡萄畑を購入。約23haの葡萄畑を所有している。畑はほぼグィーヨ仕立てに整枝法を導入し、5,500本/haで植生されている。栽培品種はスプマンテ用のグレラの他、スティルワインの白葡萄としてはインクローチョ・マンゾーニとピノ・ビアンコ、リースリング・レナーノを、黒葡萄としてカベルネソーヴィニヨン、カベルネ・フランとメルローを栽培。カンティーナの近くにある斜度がきつくマグネシウムと石灰質の多く含まれる丘陵の上部の区画のパルティチェッラ68は特別キュヴェとして造られる彼女たちのテロワールを見事に再現した優良畑といえる。 醸造収穫は15kg入りのボックスを用い総て手摘みで行われる。ソフトに搾った果汁を使用している。二次醗酵は当然、シャルマ方式でのキュベクローズタンクで行われる。多くのこの地の生産者がこの二次醗酵時に醗酵を促進させる為に、サトウキビやテンサイからとった蔗糖を添加することが多い。しかし彼女らは二次醗酵の為に低温(約-3.5℃)で保管した果汁を添加することで、よりピュアーな風味をワインにもたらすことと、添加物(亜硫酸塩)の使用を低減する目的で、この手法を行っている。 ワイン基幹商品のプロセッコはブリュットとエキストラ・ドライの2種類に加え、最良の区画で取れた葡萄のみで造られるトップ・キュヴェとしてパルティチェッラ68を生産している。スティルワインはコッリ・ディ・コネリアーノDOC規格で白ワインの(*)デリコと赤ワインの(*)セル・ベレと(*)アルデスコを生産。IGTのフリッツァンテとして(*)ディフェット・ペルフェットも生産開始。(*)日本未輸入 ワイナリー住所 |
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