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Giovanni Almondo

ジョヴァンニ・アルモンド

ロエーロの砂地の生み出すしなやかで品格のあるワイン造りが真骨頂

生産者画像 生産者画像 生産者画像 生産者画像 地域とカンティーナの歴史

ジョヴァンニ・アルモンドのカンティーナはモンタ・ダルバ村で代々葡萄や桃、苺、林檎などの栽培を行ってきた。1978年にワイナリーとして立ち上げ、実際にリリースを開始したのは1980年になってのことであった。現当主でもあり醸造家でもあるドメニコがトリノ大で農業学を修め自らのワインを造り始めた。近代的な設備の導入と伝統的な経験を融合し、16haの自社畑から年産85,000本のワインを現在生産している。
自分たちのワイン造りに関して彼はこう語る。『大地と空と葡萄への感謝によって始まる。大いなる威厳と謙遜の念持つことが肝要であろう。』と彼のワインはロエーロという地域に飲むものを誘う。アルネイズにおけるミネラリティーの高さと砂質の土壌に由来する優美さ持つネッビオーロはまさにこのロエーロのならではの個性の表現といえよう。
近年この地の生産者の中にマーケティング重視の発想から、濃厚でパワー漲るワインを造る生産者がいることも事実である。その事を彼に尋ねると『そんなワインを造りたければバローロ、バルバレスコに畑を買えば良いじゃないか。私はロエーロのワインを造っているのだから。』と答えた。彼の2人の息子もワイン造りに加わり更なる活気を帯びている。

葡萄畑

アルモンドでは5箇所に分かれ合計16haの葡萄畑を所有している。土壌構成は砂質が30%−80%と最も高い。泥灰質が15%−45%と続き、その後粘土と一部石灰土壌が含まれる。

ワイン

白はアルネイズがその中心で、フレッシュなヴィーニャ・スパルセとふくよかなブリッコ・デッレ・チリエージェの2種に加え、近年リースリング・レナーノを使用したワインを新たにリリースした。その動向が注目される。赤は栽培の主となるネッビオーロから、比較的若いうちから楽しめる(*)ランゲ・ロッソと、同社の基幹商品といえるロエーロのブリック・ヴァルディアーナの2種類を生産。それ以外に、バルベーラの古木で作った、(*)バルベーラ・ダルバと少量ながらブラケットから造ったデザートワインも生産している。 (*)日本未輸入

ワイナリー住所

Via S. Rocco, 26 - 12046 Monta d’Alba (CN)

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