HOME >  ワイナリー紹介 >  マタネ

Matane

マタネ

品種個性とテロワールを再現した食事の為のワイン

生産者画像 生産者画像 生産者画像 地域とカンティーナの歴史

マタネは長年イタリアワインの輸出に携わり世界に優良生産者を紹介してきた先駆けとして知られるニール・エンプソンが北のボッリーニ、中部のモンテ・アンティコに次いで南イタリアで2008年に立ち上げた新たなワイン。マリアとその娘タラそしてニールのそれぞれの頭文字をとってMA・TA・NEと名付けられた。これまでのワイン同様に彼らが重要視したのは品種個性と生育環境の尊重そして食事を引き立てるテイストであった。
イタリアきっての穀倉地帯で農業の盛んな豊穣の地プーリアの中でもターラントやバーリ、レッチェ県といった南部三県はギリシア植民地時代から脈々と伝えてきたえてきたギリシア由来の伝統品種の個性が開花した歴史あるワイン産地。
彼らの考えをワインに再現するためにプーリアで幾多のワイナリーのコンサルタント行うヴィーニ・ファーレを主催するテオドシオ・ダルポリート氏の下で安定した酒質のワインを産出している。
エチケットに描かれているのはピッツィカと呼ばれるこの地の伝統舞踊で、元来ギリシア神ディオニソスに捧げられたものであったが毒蜘蛛にさされた女性の毒抜きをするために踊り続けるという民間信仰に結び付き現代までサレント地方を中心に伝承されている。

葡萄畑

ターラント県の土壌は概ね鉄分を含む粘土質土壌の大地が広がる。ジョイア・デル・コッレを除き多くのワイン栽培地域は標高100m程度の平地が中心となる。この土壌と気候が収穫の早いプリミティーヴォにとって有益に働くと言われる、またネグロアマーロもギリシア由来で乾燥を好む傾向が強く深い色調故に昔はフランスや北イタリア、中部イタリアのブレンドされていた時代もあった。近年ではその個性を生かしたこの地のワインとして栽培されるようになっている。仕立ては伝統的なペルゴラとグイヨまた一部株仕立ての樹もある。

Wine