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Castello di Querceto

カステッロ・ディ・クエルチェート

豊かな経験と樹齢の古さが安定した、銘酒チニャーレを生み出す根幹

生産者画像 生産者画像 生産者画像 生産者画像 地域とカンティーナの歴史

カステッロ・ディ・クエルチェートの所有者フランソワ家がこの地に入植したのは1897年のことであった。20世紀初頭にこの地をエステートワイナリーとして運営をはじめ、1911年には国際的な醸造の賞をとるなど輝かしい歴史はこの時代にまでさかのぼる事ができる。また1924年には設立されたキアンティクラシッコ協会の33生産者の1社でもあった。
キアンティの生産者として長い歴史を持っていた同社は、1970年代に当時この地区では誰も考えなかった新たな挑戦を始めた。それはサンジョヴェーゼの大地として誰も疑わなかったこの土地で、国際品種でのワイン造りに取り組んだことであった。彼らはまずその畑の選択に腐心した。カンティーナの向かいにある丘陵の頂上部にあたるロバッタ・ポンチーニという畑は南及び南東斜面で日照に恵まれ、土壌的にも鉄分の多い粘土質な土壌を持ち、葡萄との相性も素晴らしいことから選ばれた。
1985年にようやく産声を上げたワインは、前年収穫で甚大な被害を与え、ワイン造りを断念させられる原因となった猪をワイン名としてリリースされた。今や百花繚乱のトスカーナ外来品種ワインの中で先駆的役割を担うワインと言える。マリア・エンプソンが描いた猪のデッサンは6種類存在する。

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