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Tre Monti

トレ・モンティ

生真面目なヴィットリオが次々と仕掛ける新たな試みは未だ進化中。
この地で最も目が離せない生産者

生産者画像 生産者画像 地域とカンティーナの歴史

1960年代前半にセルジオと妻のテアがイーモラにカンティーナを購入し、その歴史は始まった。現在は2人の息子ディヴィッドとヴィットーリオが運営している。彼らが引継いだ1980年代から大きな変革を遂げる。醸造家にヴィットーリオ・フィオーレに師事したフランチェスコ・スパニョーリをコンサルタントに迎え、その後、著名なドナート・ラナティがその任にあたった。強い信念と多くの知識と体験の結果として顕著な品質の向上が見られた。
彼らのワインが注目されるきっかけとなったのは当初シャルドネ等の国際品種で、当時は世界的に見ると伝統品種に対する認識が非常に低く、まずそれらが高い評価を獲得したのであった。その後、著名な栽培学の教授アッティリオ・シェンツァとフランチェスコ・リツィイオを招聘し、土壌に適した葡萄への植替えやキャノピーマネージメントに対する経験をつむことで、伝統葡萄でもその個性を反映させたワインを産み出し成功を収める。近年、新たに土壌特性からプティ・マンサンを栽培するなど精力的な取り組みをみせる。

葡萄畑

トレ・モンティの葡萄畑は2箇所に別れている。一つはカンティーナの位置するイーモラに30haを所有している。そしてもう一つはそこから30kmほど街道を下ったフォルリの丘陵部に28haを所有している。前者は標高100m超で斜面はおおむね南東向きで土壌は基本的に石灰質でシルトを多く含む粘土を主体としている。またミクロクリマとして重要な要素として重要な役目を果たしているのは、近くを流れる小川サングイナリオが昼夜間の寒暖差をもたらすことで殊に白ワインに於いて豊かなアロマとキレのある酸味を産出している。後者は標高150m位で斜面は概ね南向きで、土壌は基本的に砂質を多く含む粘土で構成されている。ことにエレガントな酒質をたたえたサンジョヴェーゼの可能性としては非常に高いものを秘めているといえよう。培った経験と科学的認識の中で、この地の伝統品種を後世に伝えることこそ自分たちの最終目的であると語っている。

醸造

醸造を担うヴィットーリオはより畑での栽培に時間と労力を割くことを重要視し、カンティーナでの仕事はシンプルにすることを心掛けている。例えば、樽の使用を必要最小限に絞ったり、セメントタンク利用の再開。また近年ではSO2無添加への取り組みも始めた。

ワイン

品種別にその個性を引出した単一品種のベーシックラインに加えて、より長い熟成期間を設けた上級キュヴェと同社のトップキュヴェとなる亡き母テアの名を冠した3つのワイン群に加え、新たな試みとして日本未輸入のSO2フリーのワインやアンフォラを使用して発酵熟成を行うなど常に革新的なワイン造りを精力的に進めている。

ワイナリー住所

Via Lola, 40026 Imola Bologna

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