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La Valle

ラ・ヴァッレ

乾杯だけで終わりたくない、正面から向かい合い一本付きあいたい
フランチャコルタ

生産者画像 生産者画像 生産者画像 地域とカンティーナの歴史

シャンパーニュ同様大規模生産者が牽引してきたフランチャコルタ、近年葡萄生産からワイン造りまで自らの手で行う生産者が登場してきているのが興味深い。ラ・ヴァッレは1890年にペッゾーラ家が購入したロデンゴ・サイアーノの葡萄園の名前に由来する家族経営のカンティーナ。自らの葡萄のみを使用することの良さは自分たちの目指すワインが定まっていてこそ、それに沿った葡萄栽培も可能といえる。
彼らはシャンパーニュの後追いをするのではなく、フランチャコルタとしての独自性を重要と考えている。これまで抵抗感なく受け入れてきたその手法に関して彼らは次の2点で大きく異なる考えを持っている。まず最初にMLFを一次発酵に関してまったく行わないこと。彼らの想いは北限のシャンパーニュと比べるとはるか南のこの地の葡萄に果たしてそれが必要か?という懐疑からその選択を行った。次に一時発酵における樽発酵、熟成を一切行わないという事である。この2点を鮮明に打ち出すことで、繊細かつ上品そしてニュアンスあふれるやさしいタッチのフランチャコルタこそ彼らが目指したものであった。

葡萄畑

所有する畑は由来となったラ・ヴァッレを中心にロッコロ、ブレディーナ、テーザに合わせて6ヘクタールを所有。シャルドネ、ピノ・ネーロ、ピノ・ビアンコを栽培しておりアグリノーモとしてジャン・パオロ・チプリアーニが担っている。

醸造

新旧二つのカンティーナを所有。1990年にエウジニオとジューリアが購入したロデンゴ・サイアーノの歴史あるカンティーナは現在一部のワインの熟成庫とテイスティングルームとしてその姿を留めている。またロヴァートにある2010年に完成した最新鋭のカンティーナで現在はその工程の殆どをとり行っている。醸造家はジャン・ピエール・ヴァラーデが担っている。

ワイン

古代ローマでつかわれていたラテン語を多くのワインにづけている。ベーシックワインのプリミウム、ミレッジマートのナチュラリス とレジウムそして60ヶ月を超える瓶内熟成を経たドサージュ・ゼロのゼりウムに加えロゼ(*)とサテン(*)という76種類を生産している。

ワイナリー住所

Via S. Antonio, 4 - 25050 - Rodengo Saiano (BS)

Wine