Mamete Prevostini
マメーテ・プレヴォスティーニ
地域とカンティーナの歴史
1925年からロンバルディア州ソンドリオ県のメーセでワイン造りを行ってきた。現当主マメーテがカンティーナに戻ってから大きな変革を迎えることとなる。彼は1987年にコネリアーノの醸造学校を卒業後、ソンドリオ県に戻り1988年からニーノ・ネグリ社で実践経験を積む。1992年に自社のワイン造りを開始した。 彼は所有する畑2.5haに加えて、9.5haの畑を借地している。もちろん栽培品種の主体はネッビオーロで、その他シャルドネ、ソーヴィニヨンを少量栽培している。畑の所在地はサッセッラの地域が最も多い。現在彼が最も力を入れているのはこの先10年を見据えて、より品質の高い葡萄を収穫できるクローンへの植替え作業を推進していることであろう。栽培とワイン造りが異なるこの地域としては今後大きな意義をもつ。 醸造ソンドリオ近郊に新たにゼログラビティで醸造工程を行え、使用エネルギーをソーラーシステムを備えた新たなカアンティーナを開設した。発酵温度は比較的低め、INOXタンクを使用し定温管理して醗酵課程をとりおこなっている。ほとんどのバリックはフランス・アリエ産で一部アメリカ産を使用。それらはライト・ミディアムにローストされており前面に樽香を出さずエレガントな酒質を持つように仕上げられている。 ワイン所有畑の大部分を占めるサッセッラ以外に日本未輸入のインフェルノとグルメッロも所有しそれぞれ単一のソットゾーナ名で造られている。また単一畑の上級品として日本未輸入のソマルヴィーナとサン・ロレンツォそしてサッセッラのリゼルヴァを生産。陰干し葡萄から造られるスフォルツァートは陰干し期間の異なるアルバレダとコルテ・ディ・カーマの2種を造る。また少量ながら日本未輸入の白ワインも生産している。 ワイナリー住所 |
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