Gastaldi
ガスタルディ
地域とカンティーナの歴史
現当主ディーノの父で長らくプリオッカで医師をしていたエンリコが葡萄栽培に強い情熱を傾け、畑を購入したことから始まる。その情熱を受け継いだ息子のベルナルディーノは自らのワインを産むべく1987年にカンティーナを立ち上げた。おおよそワイン造りと自分のワインの成長にしか興味を示さない彼は、かのガンベロロッソ誌でも最もコンタクトの取りにくい生産者と評されていた。 葡萄畑父の代より葡萄造りを行っている畑としてネイヴェ村のバルバレスコのクリュと知られるアルベイザニとコスタデッリでネッビオーロを、ディアーノ・ダルバ村にあるカシーナ・モリオーロの畑にはこの村の重要な葡萄であるドルチェットと白ワイン用のソーヴィニヨンとシャルドネを栽培している。 カンティーナ創設当初よりロータリー・ファーメンタ―の等の設備を積極的に実験導入してきた彼だが、その効能と彼の目指すものにとって、それらが必ずしも必要とされるものではないという結論から今日では畑での多くの仕事が反映されるよりシンプルな醸造方法を選択している。 |
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